サンゴの調子を上げる

ソフトコーラル(ディスクコーラル)をライブロックに着生(活着)させる方法

ソフトコーラルを購入した時に、ライブロックやフラグに着いていないことがよくあります。ハードコーラルなら簡単に、接着剤でライブロックにくっ付けることができますが、ソフトコーラルを着生(活着)させるのは容易ではありません。このブログでは、「特に着生は難しいディスクコーラルをライブロックに付ける方法」をご紹介いたします。

自宅の水槽では、マメスナギンチャクや、チジミ、ディスクコーラルを飼育しています。購入する時は、可能な限りライブロックやフラグに着生しているものを選んでいますが、時々、着生していないのに当たってしまい苦労しました。何度もライブロックの上に乗せ直しても、水流や魚や貝の移動で飛ばされてしまい、見つけるのに一苦労します。

ソフトコーラルをライブロックに着生させる方法としてサンゴ用接着剤を利用します。サンゴ用と書いてあるので何度か利用しまていましたが、一般のゼリー状接着剤と何が違うのかわかりません。そのうちに価格が安くて手に入りやすいい一般の接着剤をを利用するようになりました。生体の影響を心配しましたが問題なさそうです。ソフトコーラルではマメスナギンチャクなら簡単に着生させることができます。でもディスクコーラルでは、接着する部分がヌルヌルしているので、接着剤の利用が不可能です。ディスクコーラーの時には、接着剤を使わずに、周りに小さいライブロックの破片で囲いを作ります。そして加工の中にディスクコーラルを入れて、移動しないようにすると数日で着生します。

これまでに、輪ゴムで固定することを試しましたが、ディスクコーラルを痛めてしまい失敗しました。また、櫛を挿す方法などがあるようですが、こちらもディスクコーラルを痛めることになります。

ディスクコーラルの着生方法
① ライブロックの破片を使い接着剤で囲いを作る
② ライブロックに傾斜がある場合は、アクリル等の透明な板を使いボンドで固定する

ディスクコーラルをライブロックに着生(活着)させる方法

この方法なら、水流や魚が当たってもディスクコーラルが飛ばされることはありません。2~3日で経過して着生が確認できれば、囲いを外します。少し手間が掛かりますが安全な方法です。