アクアリウムの設備

自動給水(足し水)を自作

オーバーフロー水槽は、水位が一定になるので濾過槽の水が無くなっていても気づきません。海水魚の場合は水が蒸発すると塩分濃度が濃いくなってくるので、熱帯魚のストレスが大きくなります。そのためには、こまめな足し水が必要です。自動給水装置は既製品が販売されていますが、意外と高かったので、自作してみました。

自動給水装置の仕組みと試作機
ポリタンクの栓

ボールタップを使わずに、2本のホースを使ったシンプルな仕組みです。濾過槽に①と②のホースを沈めます。水位が下がると短い①のホースから空気が入り、②から水が流れる仕組みです。問題なく動作しました。注意することは、ポリタンクが密封状態でなければ、水漏れすることです。左の写真の栓を閉じます。蓋も正しくキッチリ閉めることが必要なので、少し気を使います。

ポリタンクの選定では、コック付きでホースを付けることが必要です。
作った感想ですが、既製品の方が間違いがなくていいかも知れません。安くつきましが手間がかかることと、スマートでないことが課題です。既製品の自動給水システムの販売は、こちらです

 

 

❏自作で必要な部材
ポリタンク(コック付き)
・ホース
ホースコネクター

自動給水システムは、誤動作で水が流れてしまうと、水槽の塩分濃度が薄くしてしまいます。サンゴにとって逆に危険な存在になります。事故になっても問題ない範囲で給水するようにしましょう。