番外編 ハードコーラル(LPS)飼育ポイント

オオバナサンゴの骨格が露出

自宅の水槽には、タツノオトシゴの他もソフトコーラルと、ハードコーラルLPS:Large Polyp Stony Coral※ ポリプが大きいハードコーラル)を飼育しています。オオバナサンゴは、丈夫で飼いやすいと言われていますが、LSPの飼育は、タツノオトシゴより難しく、一ヶ月もしない内に徐々に共肉が剥がれ骨格が見えてきてきてしまいます。勿論、ソフトコーラルや、他の生き物は元気に増殖し居ている環境です。

ショップのベテランに聞くと、「水質が合っていない」ことが原因との
アドバイスをいただき、水槽をチェックすると意外なことがわかりました。

❖ 水質で考えられる原因
☑  水換えが足りていない
硝酸塩を除去するだけでなく、LPSに必要な栄養補給にもなります。

デルフィス コンビネーション

海水の素(人工海水)がサンゴに向かない安価なものは、熱帯魚用です。骨格形成の要であるカルシウム、ポタシウム、ストロンチウム、マグネシウムのほかヨウ素や微量元素を添加(デルフィス コンビネーション等)することで解決します。

 

☑  プロテインスキマーの調整(掃除)ができていない
高価な物を購入しても、機能していないと能力が半減します。早速、インペラーを掃除すると、泡立ちが良くなり水質が向上しました。

 塩分濃度が適切でない(比重計でなく、塩分濃度計を利用する)
プラスチック容器に海水を入れる比重計は、不純物がついて誤差が大きくなるので1年で交換することが必要です。屈折式の塩分濃度計は正確で安価です。ATC自動温度補正システム付き塩分濃度計がお勧めです。

芽吹いてきたサンゴ

自宅の水槽で、該当していたのは塩分濃度が低かったことと、プロテインスキマーのインペラーの掃除ができていなかったことが原因でした。ハードコーラルは、特に塩分濃度が薄いと調子を崩します。早速、塩分濃度計を購入して使ってみると、以外と比重計より簡単に塩分濃度を測定できることが気に入りました。海水を数滴乗せるだけで測定できます。

10Lバケツと人口海水計量カップ

また、水替えを簡単にできる。10Lのバケツ(メモリ付き)と、人工海水計量カップを利用すると楽ちんに水替えができます。計量カップに一杯の人工海水を入れて、10Lの水に入れるだけで適正な塩分濃度の海水を手軽に作ることができます。バケツは12L以上のメモリ付きがお勧めです。

海水魚を飼育するポイントは、最初に設備を整えて手間を掛けずに育てることかもしれません。

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