タツノオトシゴとサンゴの飼育

自宅でサンゴやタツノオトシゴを飼育することは、癒しの空間が生まれることに加えて、生活のステータスにもなります。一方で、淡水魚に比べて、生体が高価なことや、維持費も掛かることがアクアリウムの敷居を高くしています。サンゴや海水魚を飼育するために必要なことは、生体を死なせないこととが最優先です。次に維持費や手間を削減する大切です。このブログでは、サンゴと海水魚(タツノオトシゴ)を一緒に飼育する環境で、生体を長生きさせること、維持費を安くすること、そして世話を簡単にする工夫をテーマにしています。

サンゴと海水魚(タツノオトシゴ)を混泳させる環境で、様々な工夫をしています。先ず、水槽を設置する場所の問題がありました。狭いリビングで空いてる場所は、日差しの当たらない出窓の空間だけです。何とか出窓の中だけで飼育する約束をすることで、家族に合意を得ることができました。そして、置き場所のない ろ過フィルターやクーラーは、ベランダに出しました。これで同時にクーラーの騒音も解決することができました。

次に、生体を長く生かせるためには水質管理が重要になります。一方で、維持費や世話の手間が掛かるので水替えの回数を減らすことも大切です。自宅では、水槽の水質管理で投入する添加物を家庭用品に置き換えてることにチャレンジしました。

サンゴとの混泳では水流が問題:
タツノオトシゴとサンゴの水槽は、水流の問題で水槽を分けました。ろ過した海水が両方に流れるように水槽に穴を開けてパイプで繋ぎました。

アクアリウム

自宅のサンゴとタツノオトシゴの水槽

 サンゴで必要な水質管理を低価格で実現する方法:
海水の水質管理で、優先することは、リン酸塩の除去です。残ったエサや排泄物を分解する時に発生するリン酸塩の濃度が高くなります。対処方法で最初に取り組んだのが、リフジウム水槽を設置することです。海藻にリン酸塩や硝酸塩を吸収させました。

次にしたことは、サンゴや貝類には、海水の中にあるリン酸塩は有害で、カルシュームを吸収できなくなります。ホタテカルシュウムを使って、リン酸塩を中和しました。中和した副産物はプロテインスキマーで除去します。その結果、リン酸塩除去の効果はリフジウム水槽を設置するよりも格段にありました。これで水替え頻度を少なくすることができました。(リン酸塩の除去について)

その次は、ケイ素の除去です。足し水をするごとに水道水に含まれるケイ素の濃度は、水替えの度にドンドン高くなります。ケイ酸塩もサンゴの骨格の形成を阻害する物質です。鉄錆と中和するので、スチールウールを利用することができます。中和した副産物はプロテインスキマーで除去します。(ケイ酸塩の除去について)

最後に、バクテリアの分解で最後に残る硝酸塩の除去では、みりんを利用して、硝酸塩を除去するバクテリアを増やします。増殖したバクテリアは、プロテインスキマーで除去されます。みりんの活用方法は、「手軽でお金を掛けない水質管理(リン酸・ケイ酸・硝酸の除去)」をご参照下さい。

これらの日用品は、全てペット―用品で販売されている添加物(商品)とよく似た成分を持っています。安全を考えるならペット用品を利用した方がいいのですが、アクアリウムは長期的な趣味なので、コスト削減が大切です。キッチン用品で賄うことができれば経済的に助かります。それぞれの用途は、次のブログで紹介していますので、ご一読頂ければ幸いです。

家庭用品で代用できるアクアリウムの添加物
 1. 硝酸塩の除去(本みりん、重曹)
 2.リン酸塩の除去(ホタテカルシウム)
 3. ケイ素の除去(スチールウォール)
 4.白点病の治療(オキシドール)
 5.サンゴの接着(ゼリー状の瞬間接着剤)

また、混泳のためには、海水の浄化のために強力なプロテインスキマーが重要なアイテムになります。可能な限り大きなものを利用しています。(水質管理について)